アポイントを取りやすくするフレーズ集と営業台本|商談率を上げる方法【保存版】
公開日:2025年8月15日|株式会社DivWork
テレアポや営業電話でアポイント取得率を上げるには、ただ説明するだけでは不十分です。重要なのは、「何を話すか」ではなく「どう伝えるか」。
本記事では、株式会社DivWorkがBtoB新規開拓営業の現場で蓄積したノウハウから、商談につながるアポイント取得フレーズ集と、実践的な営業台本・分岐表をまとめました。
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目次
1. アポイント取得率を上げる3つの原則
- 理由付け … なぜ今会うべきかを明確にする
- 相手目線 … 自社説明ではなく相手メリットを先に提示
- 行動誘導 … 「会う/会わない」ではなく「いつ会うか」に誘導
2. アポイントを取りやすくするフレーズ集
① 導入で安心感を与える
- 「私どもは〇〇業界の企業様にもご利用いただいております」
- 「以前△△様にご紹介した際に非常に好評でした」
ポイント:所属・実績を先に提示し、警戒心を下げる。
② 興味を引き出す
- 「同業の△△様でコスト削減につながった事例があります」
- 「御社の〇〇に関して、業界内でも珍しい提案がございます」
ポイント:数値や具体事例で「自分事化」させる。
③ アポイントの理由を明確にする(短時間訴求は避ける)
- 「御社の〇〇について、最新事例と業界動向をご案内したいと考えております」
- 「来期の戦略に関わる情報が揃いましたので、直接お持ちしたくご連絡しました」
ポイント:「3分だけ」などの短時間アピールではなく、価値提供型の理由で誘導する。
④ 日程調整の切り出し
- 「来週の火曜と木曜の午後、どちらがご都合よろしいでしょうか?」
- 「20日か22日のどちらかで、御社のオフィスに伺えればと思います」
ポイント:Yes/No質問を避け、選択肢を提示。
⑤ 断られたときの切り返し
- 「まずは情報交換という形で、お互いの状況を共有できればと思います」
- 「今後の参考情報として受け取っていただければ幸いです」
ポイント:心理的負担を軽減し、ハードルを下げる。
3. 実践用テレアポ台本
以下は、株式会社DivWork式の商談率を上げるテレアポ台本です。
- 導入:「お世話になっております。株式会社DivWorkの〇〇と申します。弊社は〇〇業界の企業様に営業効率化やコスト削減のサポートをしております。」
- 興味付け:「御社と同じ〇〇業界の△△様で業務効率が30%改善された事例があります。」
- 理由付け:「今期の業界動向や最新事例が揃いましたので、御社に合わせた活用方法をご提案したくご連絡しました。」
- 日程提示:「来週の火曜と木曜の午後、どちらがご都合よろしいでしょうか?」
- クロージング:「ありがとうございます。では〇月〇日(〇曜)〇時にお伺いします。当日は事例資料と業界動向レポートをお持ちします。」
4. 分岐表(相手の反応別)
フェーズ | 担当者の発話例 | 相手の反応 | 次のアクション |
---|---|---|---|
① 導入 | お世話になっております。株式会社DivWorkの〇〇と申します。弊社は〇〇業界の企業様に営業効率化やコスト削減に関するサポートをしております。 | 忙しい | 承知しました。ご要件だけ簡潔にお伝えしますので、不要であればこのまま終了いただいて構いません。→②へ |
何の用? | ありがとうございます。御社と同業の△△様で成果が出た事例がありまして…→②へ | ||
② 興味付け | 御社と同じ〇〇業界の△△様で、業務効率が30%改善された事例があります。 | うちは大丈夫 | はい、すでに問題がない企業様にも、今後の業界変化に備えた事例情報としてご活用いただいております。→③へ |
詳しく聞きたい | ありがとうございます。では今回ご連絡した理由ですが…→③へ | ||
③ 理由付け | 今期の業界動向や新しい成功事例が揃ったタイミングで、直接お持ちしながら御社に合った活用方法をご提案できればと思っております。 | メールで送って | もちろん資料もお送りしますが、事例は御社の状況に合わせて説明が必要な内容ですので、実際にお話したほうが確実です。→④へ |
会う必要ある? | はい、御社の現状に沿った提案をするためには、直接ヒアリングして事例をご説明するのが一番確実です。→④へ | ||
④ 日程提示 | 来週の火曜と木曜の午後、どちらがご都合よろしいでしょうか? | どちらも難しい | ありがとうございます。では再来週でしたら〇日と〇日であればいかがでしょう?→⑤へ |
火曜なら空いてる | ありがとうございます。それでは…→⑤へ | ||
⑤ クロージング | ありがとうございます。では〇月〇日(〇曜)〇時にお伺いします。当日は事例資料と業界動向レポートをお持ちします。 | - | アポイント確定。礼を述べて終了。 |
5. まとめ
- 導入で安心感を与え、事例で興味を引く
- 価値提供型の理由付けで会う必然性を作る
- Yes/No質問を避けて選択肢形式で日程調整
- 反応別の分岐を想定して会話を組み立てる
アポイント獲得は、営業スキルだけでなく「フレーズの質」で大きく変わります。ぜひ明日からの営業活動に取り入れてみてください。
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